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さんざんグダグダいいながら結局見てきました。
公開終了の前日にまたもや一人で。
意外と十人弱ほど人が居たのでびっくりでした。


良かった点。

・戦闘シーンとか空のCG
CGの技術も最近はすごいですね。
初っ端から美麗戦闘シーンで、
若干泣けました。

・オチ
ラストは序盤と全く同じシーンを使って、
死んだ主人公と全く同じ別人がやってくるという、
「延々続いていく」みたいなまとめ方で、
なかなか原作っぽい感じが好印象でした。


悪かった点。

・戦闘シーンの主人公
原作では戦闘シーンの主人公は、
自分で「ダンス」と形容してるように、
あくまで冷徹に、しかし興奮しながら、
戦闘ではなくダンスを楽しむような風でしたが、
映画では相手をぶっ殺して、
絶対に死ぬまいというような必死さで、
しかも「ハアハア」と息遣いがやたら荒く、
大分がっかりでした。

美麗なCGも正直原作の雰囲気ならば、
あそこまでこだわる必要はなかったような気がします。

・ごちゃ混ぜなストーリー
原作は5冊(+短編)で構成されているのですが、
それらから色々と話を抜き取ってきて、
無理矢理詰め込んだ感があり、
オチ以外はまとまりがないように感じました。

また原作は刊行順と話の時系列をずらして、
読んでいくと内容が分かるという構成になっているのですが、
その辺が再現できてないのが更に残念。

・変な恋愛要素
原作にも多少なりともそういったシーンが含まれますが、
映画のほうはやはり若干感情的で、
見ててあんまり心地よくないような気がしました。
「そこ強調する必要あんのかよ」と。

・日本語だったり英語だったり
飛行機のシーンではやたら流暢な英語になって、
でもなぜか日本語の新聞読んでいたり、
「どっちやねん」と。

・声優
個人的には声優はあんまりこだわらない、
というか声優ヲタの気が知れない派ですが、
流石に主人公とか草薙(ヒロイン?)の声優はないだろと。
プロの中に中途半端に素人混ざってるので、
更に棒読みに聴こえてがっかり。

・性別改変
笹倉という整備士な人物が居るのですが、
本来なら男なのに勝手に女にされていました。
最初見たとき僕の頭がおかしいのかと思いましたが、
やっぱり変わってました。
恐らく負傷した草薙を介抱するシーンのためだけに、
変えたのでしょうか。
「そういうのいいから」と。


とまあさっとこんな感じですかね。
こんだけ言ってますが、
実際そんなに悪くはなかったように思います。
「こういう見方もあるんだな」という気分で。

まあでも見るならやっぱり映画見てから、
原作を読んだほうが正解かもしれません。

ということで結局見てない、
しかも原作も知らんという方は、

映画→原作

または

映画はシカト→原作

で往くのが吉。




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