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軽音のもう一人の男子ドラマーS氏に、
言われるがままに押し付けられた作品。

正直そんなに興味はなかったのですが、
キチガイじみみた気迫に気おされ、
とりあえず1巻だけでも読むことに。

そして渡されたのがこの分厚い2冊。
気付いたら読み終わるのに2ヶ月かかってました。
まあ途中他の本へ浮気してたりしましたが。


内容ですが。
まあ割と面白かったです。
オチのほうとか。
神話がどうのこうのとか。
日本最強列伝なとことか。
新庄とか。

しかしこれを全巻読まされるのは流石にきついかと。

というのも、物凄く中二臭いわけですよ。
全竜交渉(レヴァイアサンロード)とか。
「悪役」がどうのこうのとか。
武器の名前とか。
文章の言い回しとか。
漢字の読み方とか。

話も「悪役」どうのこうので物凄いページ数を使っていて、
読んでくうちにどんどん萎えていきます。
最終的なオチは明らかなのに、
その辺でページ数を稼いでいるようにしか思えませんでした。

シリアスな場面なのに急に間が抜けた場面が出てきたり、
視点がころころ変わったりで、
ああ読みにくい。

あと異次元世界(G)の設定が甘いような。
「何もない空間」とか苦し紛れな感じが。

まあ新庄はかわいい( ゚д゚)


しかし友人に返せば間違いなく2巻がやってくる模様。
これは高校生活かけて読まされる模様。
( ゚д゚)ウガッ




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秋休みに読んでいた本。第3弾。
「今更」とかそういうレベルじゃないですね。

これも大分前に読み始めて、
秋休みにやっと最終巻に手を伸ばしたのですが、
まあ、それは何故かアニメイトに最終巻がなかったり、
やっぱり若干飽きが来ていたり、
話がいろんな意味で鬱だったりと、
いろいろありますがとりあえず感想。

最初は純粋に「なかなかいい話だな」とか思ってましたが、
時が経っていろいろ考えている内に、
やっぱり「所詮ラノベ」という負の感情が湧き上がってきました。

そこで一番言いたいのは、
「ヒロインが絶世の美少女」という点。

まあ当然ながらライトノベルですので、
一人くらいそういったキャラクターがいないと、
どうしようもないのでしょうが。

何が言いたいのかといいますと、
つまり最近はやりの、
「※但しイケメンに限る」
という一言で終わってしまうということです。

まあ、「ブサメンの僻みだ( ゚Д゚)」と言われてしまえば終わりですが。

橋本紡氏は普通の文庫本とかでも本出してるので、
どうせならその設定無しで同じ話で、
一般文芸みたいなかんじでも良かったのかと。

まあ、ラノベ相手に何言ってんだって話ですが。


しかし、ただヒロインをぶっ殺すのではなく、
いつか自分より先に死んでしまうけど、
まあ、楽しくやってきましょう、というような落とし方は、
なかなかよろしい感じではないかと。

それでも「さあ泣け!泣くんだ( ゚Д゚)」感も大分ありますが。

最後のほうの夏目先生の件も、
ごちゃごちゃ言っておきながら、
一人でしんみりしてました。

短編集は出来ればもう少し、
ラノベ的な「頭空っぽで読める」ような内容にして欲しかったですが。


という訳でたまにはしんみりしたい人はどうぞ。
秋休みに読んだ本でも。第2回。
最終巻でてから大分経っておりますが、
まあ、いつもの「いまさら」ということで。

まあ読み始めた頃こそ物凄く面白く感じましたが、
やはりというか途中ですっかり萎えてしまいました。

というのも話が非常に鬱。
そして文章が非常に読みづらい。特に会話文。
+話もよく分からない。

まあ人のことは偉そうに言えませんが、
なにしろ相手はラノベでもプロですから( ゚Д゚)

とにかく一番キツイのが会話文。
ダラダラ異様に長い上に、
やたら段落変えるのでああ、読みにくい。
何いってんのかさっぱりです。

話もなんだかんだ言って、
若干、「それありか?」みたいな感じ。

もう一つ、やたら学校やら授業サボったり、
授業中メールしたり、
人ぶっ刺したり、
自殺云々の描写が多かったりなどなど、
なんとなくケータイ小説の香りがする要素が多い多い。
なんとなく中二病なかんじで少々キツイかと。
私が偉そうに言うことではないですが、
やっぱり相手はラノベでもプロですから( ゚Д゚)

まあそんな訳で最終巻読むのを少々躊躇っていました。

結局いきなりおめでたになってしまうなど、
「( ゚Д゚)…」な描写も多々あり、
大分強引な落とし方ではありましたが、
まあ、悪くはなかったかと。

エピローグも多少蛇足感もありましたが、
あの辺は綺麗にまとまっていたような。


なんだかんだいって、
「文学作品をラノベ化」というようなコンセプトは、
色々と参考になったので良かったと思います。
おかげで太宰治とか読むようになりましたので。
他にもそのうち読んでみようかと。

最後、きもい話になってしまいますが。
結局、琴吹さんが全く報われないまま終わってしまいました。
が、「月花を孕く~」で若干報われているような描写があったような気がするので、
番外編に期待。


と、なんだかんだ文句をつけてみましたが、
たまには鬱なものを読みたい人はどうぞ。


秋休み中に読んでいた本の話でも。

個人的にリスペクトしてる伊坂幸太郎氏の本です。
中一か二の頃に一回図書館で借りて読みましたが、
つい最近本屋行ったら文庫本が出てましたので、
秋休みの暇つぶしに良いかと購入。
久々に読みたくなったというものあります。

依然読んだときはやたら面白かったと感じたようだったので、
期待して読んでみたらやっぱりやたら面白かったです。

読みながらこの本についてのメッセージ性なんかを考えてましたが、
あとがきに「特にメッセージとかはないんで」と書いてありました( ゚Д゚)

しかし「政治の無関心さ」など多少考えさせられるような気もします。
問題提起くらいにはなっているのかと。

個人的には政治の話に全くついていけてないので、
いい刺激になりました。
とりあえず新聞くらい読もうかと。

内容は現実に嘘をうまく混ぜ込んだ、
相変わらずの伊坂幸太郎節が出ている感じで、
サクサク読めました。

いつも思うのが若干シリアスな内容なのに、
なぜかほっこりしている感じの作風です。
主人公死んじゃったりしてますが、
しかし何故かほんわかしているという。

また個性豊かな登場人物たちと彼らの会話。
伊坂作品は会話のテンポや歯切れがいいので、
読んででスカッとします。


余談ですが、
以前「魔王」のドラマをやるという話をきいて、
「よっしゃー(゚∀゚)」と歓喜したところ、
魔王違いの別の作品でがっかりしたということが。
関係ありませんね。

漫画も出ているようなので、
そっちのほうもチェックししとこうかと。

そんな訳で読んでみてください。
いつもながら今更感がしますが。
これは久々の快作でございました。

因みに近氏に借りたものです。
氏は表紙がアジカンっぽいと理由で購入したそうです。
大人買い( ゚Д゚)

言い方が悪いですが、

「頭のいいラノベ」

という感じがいたしました。

その辺受ける人はとことんはまると思いますが、
こういったものが駄目な人はボロクソ言うかもしれません。

個人的には大歓迎ですが。

文章も軽快で読みやすく、
内容も奇想天外という感じ。

視点が交互に変わっていく構成は、
個人的に好きです。

恋愛小説と謳ってはいますが、
そういうべたついたものではなく、
さらっとした感じで僕でもすんなり読めました。


関係ないですが主人公と糸色望が何となく被る。

まあ未だ読んでない人は読んでみてください。
しかし本屋大賞2位ですか。
最近はラノベっぽいのがいいんですかね。
図書館戦争とか。
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