昨年度読んだ本について

僕が先日卒業した学校には「読書カード」なるものが存在します。
ただ本を読んだら感想とかを書くだけのものですが、
殆どの人はめんどくさがって書いてません。
事実上この制度は崩壊してます( ﾟДﾟ)











↑こんな感じ
右は「文学少女」について適当に書いてます。

そこで去年3年生に進級する際に、
「この読書カードを書く」という目標を密かに立て実行してました。
多分、僕以外の人は数人申し訳程度に書いてるくらいかと思います。

んで、数えてみたところ、
去年(4月開始なので昨年度)は、
63冊の本を読みました。
これは結構自慢できるのでは( ﾟДﾟ)
因みに内24冊はラノベでした。

1/3ラノベってorz

という訳なので、
折角なので面白かった本と糞だった本のご紹介でもしようかと。
独断と偏見に塗れてるのであんまり気にしないほうが良いかと。


面白かった本のとりあえずbest3

3位「スカイ・クロラ」森博嗣
正直話の内容はよく分からなかったので3位。
主人公がパイロットで空中を浮遊する場面が多かったのですが、
その場面の描写が素晴らしかったです。
本当に空を飛んでいるような臨場感がありました。
映画化するそうなので期待。

2位「終末のフール」伊坂幸太郎
数年後に小惑星が地球にぶつかるという設定から始まる短編。
数年後地球が滅ぶというのに妙にまったりとしていて、
しかし時折泣きたくなる。
これは何気に傑作ではないかと。

1位「夜のピクニック」恩田陸
まあ結構ご都合主義な展開でしたが、
読了後の爽快感が何とも気持ちよく、
話もそれなりに面白かったので1位で。
これは中坊辺りに読んでもらいたい本です。


糞だった本のとりあえずworst3

3位「東京DOLL」石田衣良
石田衣良は「IWGP」シリーズとかは大好きなのですが、
氏の恋愛小説は大嫌いです。
そしてこの作品。無駄にヤりまくって終わった感がありました。
何がしたいのかさっぱり分かりません。
最近「IWGP」シリーズも若干質が落ちてる感じがあるので、
頑張ってもらいたいところです。

2位「シュガーな俺」平山瑞穂
これは「糖尿病」についていろいろやってる本なのですが、
正直僕が全く興味なかったので。
タイトルだけ見て手に取ったのが間違いでした。
物語として読むとどうしてもつまらないです。
しかし糖尿病体験談として読めば面白いかもしれません。
だったら無駄に物語と混ぜなくても良かったんじゃないかと思ったりしますが。

1位「スピン」山田悠介
K氏が山田作品をかなりリスペクトしていたのでとりあえず読んでみました。
そして果てしなく後悔しました。
とりあえず序盤とかはまだマシでした。
しかしオチがあまりにも酷でした。
まあ中坊辺りにウケがいいのは何となく分かりますが。
本当に読まないほうがいいと思います。
山田悠介にあるのはセールスの才能だけですから。


ということで好き勝手言わせていただきました。
まあ参考程度に読んでみてください( ﾟДﾟ)

去年は殆ど図書館で済ませて、
かなり乱読みしていたので、
今年はゆっくり読んで少しは文庫本買おうかと思います。

どうでもいいですが、
個人的に去年は漫画を買いあさってたので、
今年はラノベを中心に買いあさっていこうかと思います。

因みに個人的に読書の記録は続けているので、
来年もやるかもしれませんのでお楽しみに。